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楽曲解説
| 初演 | 1707/08、ライプツィヒでの再演1724年4月9日、1725年4月1日(?) |
| 編成 | 独唱(ソプラノ、アルト、テノール、バス)、4声合唱 ヴァイオリン1・2、ヴィオラ1・2、通奏低音 ライプツィヒでは上記に加えツィンク(コルネット)、3台のトロンボーンが合唱に重なる |
| 用途 | 復活祭 |
キリスト教のもっとも重要な祝日のひとつである復活祭のためのカンタータで、全曲がマルティン・ルター作のコラール(譜例)による変奏曲となっています。各節は「ハレルヤ Hallelujah!」で終わる歌詞を持っており、そのために曲全体に強い統一感があります。なお、 バッハのカンタータの中でも、ミュールハウゼンまたはヴァイマールで作曲された初期の作品ですが、ライプツィヒで再演され、そのときの自筆パート譜が現存しています。
(以下の譜例をクリックすると出だしをmidiで聞くことができます)
弦楽のみの5声部だけで演奏される、わずか14小節の器楽曲です。しかし、コラール旋律の最初の2音の提示から始まり、やがてコラール旋律の最初のフレーズが現れ、最高音まで高潮してピカルディ終止するという、キリストの受難から復活を凝縮した密度の高いシンフォニアです。
コラールの第1節「キリストは死の絆につき給えり」が、ソプラノに長い音で現れます。「ハレルヤ」はアラ・ブレーヴェとなります。
コラール旋律はソプラノが受け持ち、アルトが対旋律を奏します。
ヴァイオリン1・2がユニゾンで装飾します。テノールのコラールでは、イエス・キリストついて歌われます。
コラール定旋律はアルトに現れ、他の声部はコラール旋律を模倣して修飾します。
バス独唱は、3拍子に変形されたコラール旋律を歌います。弦楽器はそれを模倣して進行していきます。
コラール定旋律がカノン風に歌われます。
コラールの最終節が、簡潔な4声体で歌われます。