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楽曲解説


カンタータ202番 BWV202

しりぞけ、もの悲しき影(結婚カンタータ)

Weichet nur, betrübte Schatten

初演 不詳であるが1730年以前
編成 ソプラノ独唱 
オーボエ、ヴァイオリン1・2、ヴィオラ、通奏低音
用途 結婚披露宴

世俗カンタータの中でも有名な、結婚カンタータ。結婚の喜びを、冬が去って春が訪れることと重ねて描いている。合唱は用いられていない、ソプラノのためのソロ・カンタータ。

(以下の譜例をクリックすると出だしをmidiで聞くことができます)

第1曲 アリア

midiで聞く

編成:ソプラノ、オーボエ、弦、通奏低音
オーボエと弦楽器の序奏に続いてソプラノが「しりぞけ、もの悲しき影」と歌い始める。

第2曲 レチタティーヴォ

編成:ソプラノ、通奏低音
ソブラノが、冬が去り、世界が新たになると語る。

第3曲 アリア

midiで出だしを聞く

編成:ソプラノ、通奏低音
「フェーブスは馬で急ぐ」との歌詞に忠実な、快活な通奏低音のみを従えたソプラノのアリア。

第4曲 レチタティーヴォ

編成:ソプラノ、通奏低音
「かくてアモールは快楽を求める」と語る。後半はアリオーソとなる。

第5曲 アリア

midiで出だしを聞く

編成:ソプラノ、ヴァイオリン(ソロ)、通奏低音
独奏ヴァイオリンの美しいリトルネッロに続き、「春風が色とりどりの野を吹きわたる」と歌う。

第6曲 レチタティーヴォ

編成:ソプラノ、通奏低音
「これこそ幸福なり」と新郎新婦を祝福する。祝福(Segen)という言葉が、16分音符の特徴的な動きで修飾されている。

第7曲 アリア

midiで出だしを聞く

編成:ソプラノ、オーボエ、通奏低音
「恋の手習いと戯れの抱擁」を快活に歌う。

第8曲 レチタティーヴォ

編成:ソプラノ、通奏低音
「純潔の愛の絆」と、新郎新婦の強い結びつきを讃える。

第9曲 アリア

midiで出だしを聞く

編成:ソプラノ、オーボエ、弦、通奏低音
舞曲のガヴォットの調べにのせて、新郎新婦の将来を祝福する。「満ち足りて見よ、千万の輝ける日々を」